この記事は下記のような方に読んでいただきたいと思います。
・着物を着せてもらうとき、タオルは用意して!言われたんだけど、どんなタオル?
・何のために必要なの?
・何枚必要なの?
・男性も必要なの?
その疑問にずばり答えます。
【どんなタオル?】
成人式などで着付けを予約すると、「着物一式、タオルを3~5枚」と書いてあることが多いです。
うん? タオル?
フェイスタオル?バスタオル?ハンカチタオル?
私も初めて訪問着を着せてもらったときにどんなタオルかがわからなくてフェイスタオルを
持って行きました(;^_^A
着物着付けに使うタオルは ズバリ コレ👇
粗品でもらうような薄いタオルが一番向いています。(1回ほど洗濯済みならなお良い。)
【タオルは何のために使うの?】
タオルの用途は補正です。
補正?
タオルは「体を寸胴にするために」使われます。
着物は洋服と違ってパターンがあるわけではなく真っ直ぐに直線で縫ってあります。
凹凸がある人間の体に着付けると、いろんなところがシワになって着姿が美しくないし、
また着崩れの原因にもなります。
それを防ぐ為に、襟元、アンダーバストの下、ウエストそしてヒップなど「くびれたところ」にタオルを巻いて凹凸を無くしてから着付けをする必要があります。
タオルは凹凸を無くす為の道具なので、タオルに厚みがあると、むしろ着姿が太く見えてしまう可能性があります。
すらりと着つけるためにも必要な場所に細かく充てていくので、粗品タオルのような薄いタオルが一番適しています。
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着る人の体形によってタオルの枚数は違います。
体のくびれ具合によって大体3枚~5枚程度ですが、中には7枚ほど使う方もいます。
実際の着付けにはタオル+脱脂綿も使う着付け師も多くいます。
タオルは、肌着の上に当てるので、ふわふわしたほうがいいかな?など肌触りは気にしなくて良いです。
【補正以外でのタオルの役割】
着物は、肌着→補正(タオル)→長襦袢→着物の順に着ていきます。
紐などを巻くのは長襦袢から巻くことになります。
タオルを巻いておけば、「腰紐が肌に食い込んで痛い」などのことがないので、紐がクッションの役割をして着心地もよくなります。
【男性も必要?】
男性の場合は少しおなかが出たほうが良い着姿になるので、細い体形の方はお腹周りにタオルを
巻くことがあります。
特に細いい男性の場合は太く見せるのが目的になりますので、バスタオルを使う場合もあります。
着物を着ることはめったにないことなので誰しもワクワクしますね。
ぜひ素敵な非日常を楽しんでください(^▽^)/
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました